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上手に撮られるには

上手に撮られるにはの画像

「私、写真写りが悪くて、写真が苦手なの」という悩みをよく聞きませんか? 実際に写真写りが悪いという方は多いように感じます。
写真写りに自信がないと思っていると、いつまで経っても写真を撮る回数が減り、ずっと写真写りが悪いままで生活することになります。
かと言って、写真を撮らないで済むかと言えば、決してそうではなく、履歴書など必要に駆られて証明写真の添付が求められることが必ずしもあります。
就活において、履歴書の写真はとても重要です。
書類選考で差が無い2人が残った場合、証明写真が最後の決め手になる場合もあります。
いずれにしろ、写真写りが良いことはその人にとってメリットになることは確かなのです。

では、何故写真写りが悪くなるでしょうか。
おそらくその原因は、写真撮られるときに意識しすぎ、緊張をしてしまうからだと思います。
それでは表情が硬くなり、自然な表情ではなくなるからです。
「けっこう美人なイメージがあったのに、こうして写真で見るとなんかパッとしない」という結果を招くわけです。
それではあまりにも残念過ぎます。
写真撮影の際は、絶対緊張してはいけません。
撮影者とのコミュニケーションを図り、リラックスした気持ちで撮影に望みましょう。
また、具体的にはカメラのファインダーをじっと見つめるのではなく、カメラの向こう側に意識を向け、頭の中では表情が自然と緩むことをイメージしながら撮影すると、自然な笑顔で写すことができます。
1度お試しあれ。

実物は立体なので、写真という2次元に収めてしまうと印象が変わってくるのはある意味仕方が無いと言われている写真写り。
逆に、写真写りの良い人ってどんな人なのでしょうか。
それは、自分が良く見える角度・表情など、自分をよく知っている人なのです。
この角度が1番キレイに写るとか、右側の方が左側の方が可愛く見えるとか、撮られ方を知っている人なのです。
普段から鏡の前で自分の表情や姿の研究をしている人程、写真写りが良いものなのです。
先ほども申し上げたように、写真写りもある程度の経験が必要なのです。
自宅の鏡の前で色々と研究してみてください。

人の姿に関わらず、物体の見え方は光と陰と線です。
ですから、場所によって自分の見え方は異なり、髪型、服装、背景でも異なるものなのです。
光と陰と線のバランスが、写真写りを左右してしまうのです。
あえて良い写真というのを定義すると、それは「明るい印象の顔」であるということが1番になるのではないでしょうか。
明るい印象の写真とは、すなわち、親しみやすさやプラス指向をイメージさせる力を持った写真ということです。
では、明るい印象を与える写真はどのように撮ればいいのでしょうか?

①フラッシュが前方の高い位置から一灯で照らす構造で無いこと。
インスタントスピード写真などで撮影した場合、フラッシュが前方の高い位置から一灯で照らす構造の為、上からの光が頬からアゴにかけて暗い影を作り、暗い老け顔を作ってしまうのです。
また、目に力がないように写り、表情が落ち込んでいるように見え、性格も暗い印象を与えてしまうのです。
そうならない為には、スピード写真のような上からの光の撮影時には顔の下に白いハンカチや鏡などを置き、光を反射しアゴや鼻の下に影ができるのを防ぐと顔がはっきりした写真になります。

②しばらく目を閉じてからパッと目開け、鼻から息を吸い込む。
『目は口ほどにものを言う』と言われているように、目力のある写真を撮りたいものです。
だからと言って、意識的に目を大きく開くとビックリした表情になり、不自然な顔になってしまいます。
実は、まぶたにはミューラー筋と呼ばれる筋肉があり、鼻から息を吸い込む事で、交感神経が作用してミューラー筋が収縮します。
すると、自然に目が大きく開くことができるのです。

以上の事を写真撮影に際に意識することで、明るく好感の持てる写真が撮ることができます。



  

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